IDEのHDDをUSB接続にするキットってのを見っけたので購入し、使わなくなったSCSI接続CD-ROMをバラして、USB接続リムーバブルHDDを作成しました。
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購入したキットは、こんな基板。
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完成したモノは、こんな感じ
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まず購入したキットは、「あきばお〜」っていうインタネットショップで見つけた、「自由人 114-GEN」って名前のモノ。
キットの内容は、上の写真の基板と、説明書が紙1枚、ドライバFDDが1枚。そんだけw
まぁ、基板ムキ出し状態で売ってるモンなので、使うにはソレナリの覚悟が要るってコトです(^^;
説明書によれば、HDDの他にCD-ROM、CD-RW、MOもイケるとのこと。
また、「この製品は、お客様の挑戦意欲の下にご使用いただく製品」という、アリガタい御コトバもかかれています(^^;
同じボードを買った人が、IDE-USB 変換ボード(自遊人114-GEN)を使用してってページを作っています。コチラの方は、専用ケースまで自作したみたいです(^^;
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この114-genを使うには、大きな問題が2つあります。
@ 電源を、どーするか。 |
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電源ナシで動かす方法を発見したら、きっとノーベル賞が貰えます(^^; |
A ケースを、どーするか。 |
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無くても動くけど、ずっと使うならヤパ要るよねぇ。 |
そこで目をつけたのが、部屋のジャンク品置き場に眠ってた外付けCD-ROM装置。
SCSI接続で、なんと4倍速w ちょーど良い電源つき5インチドライブケースです。
これに余ってたHDDリムーバブルケースを付ければ、きっとぴったり。
というワケで、製作手順は、
@ CD-ROM装置をバラして、ドライブを取り出す。
A ケース内の電源から、114-genに+5V電源を配線する。
B SCSIコネクタを取り外し、ケースの穴に合わせて114-genを取り付ける。
C CD-ROMドライブの在ったトコロに、HDDリムーバブルケースを取り付ける。
D リムーバブルケースにIDEケーブルと電源コネクタを接続する。
E 組み立てる。
F HDDを組み込む。 |
なんせ、AC100Vを扱う電源部分に手を加える量が最小限で済むってのが、良いトコロ。
だってほら、電源をイジってると、無人運転してる時なんか、心配でしょ??
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さぁ、そうと決まったらサッサとバラしましょう。。と言っても、こういうのって、バラすの簡単(^^;
手当たり次第にネジ外して、アチコチ引っ張りゃバラけます(笑)
ま、慣れてくれば、ケースの構造を良く見て、必要最小限のネジを外してバラせるようになります(^^;

上の写真の左側には、その昔に活躍した4倍速CD-ROMドライブが鎮座しています。
この子はもうこの位置に戻るコトは無いので、手を合わせて拝みましょう(^^;

というワケで、CD-ROMドライブはアッサリ取り外されてしまいました。
ツイデにSCSIケーブルも外してしまいます。
後に残るはケースと電源・・・1140genを使うために必要なモノだけ・・です(^^;
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バラし終わったら、次は114-GENの組み込み。
まずは電源の配線から。コネクタなんて面倒なコト言わないで、電源と114-GENとを、ワイヤで直結しちゃいます。
ここ間違うと114-genが昇天しちゃうので、説明書で電源ピンの位置を見て、テスタで確認しながら慎重に。。
ピンボケでゴメン(^^; 手ヌキ配線をゴマカそうかと思って(^^;
写真上側が114-genの基板、写真右下が、ケースに付いてた電源です。

電源の配線が済んだら、組み立てます。。ちゅーか、モトモト114-GENを組み入れるケースじゃぁないんだから、無理やり詰め込みます(^^;
適当なネジ穴メッケてネジ止めし、動作確認した後には、接着剤なんかでベタベタに固めてしまいましょう(笑)

電源基板とIDEケーブルがブツかってたりするけど、ま、愛嬌あいきょう(^^
IDEケーブルはねぇ、普通のPC内配線用2ドライブ用のIDEケーブルの、コネクタ通しの距離が短いほうだけ切り出して、10cmくらいのケーブルにして使ってます。コネクタの側面にカッターの歯を当てて、押すようにしてケーブルを切れば、ごく簡単にショートケーブルが出来ます。 ちとモッタイナイよーな気もするけど(^^;;
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ココを切っちゃう↑ |
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次はリムーバブルケースの組み付け。
もともと標準5インチドライブが入ってたケースなので、ネジ穴合わせて、ネジ止めするだけ。

リムーバブルケースを固定して、配線を全部つないだら、電源を入れて動作確認。
リムーバブルケースには、電源LEDとアクセスLEDが付いているので、便利に使えそう。
上の写真右上にあるのは、AC100V用スイッチ。たしか中学生の頃に、半田ゴテの温度調整用に作ったモノ。
ケースにスイッチとランプとヒューズを付けたダケなんだけど、実験用にはとっても便利。

ケースを組み立てて、リムーバブルケースにHDDドライブを装着。
ケースの色の違いが年季を感じさせます(^o^;
ケースの枠に印刷されてる「×4SPEED」ってのも、どことなく寂しいし・・(^o^;;
でもまぁ、USB接続+リムーバブルケースで、ベアドライブを取っ替え引っ替え使うのに、ベストな組み合わせになりました。

きゃ〜後ろから見ないで(^^;
SCSIって書いてあるケース穴から白いUSBコネクタが見えてます(^^; 後ろはメッタに見ないから、まぁいーやね(^^;
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このUSB接続ドライブ、もう2年くらい使ってますけど、トラブルもなく使えています。
ま、今じゃUSB接続HDDなんてアタリマエだけどね、コイツはさらにリムーバブルになってて、ベアドライブの入れ替えが楽チン。
しかもPCの電源を切らずにドライブの入れ替えが出来るので、データ用ドライブとかバックアップ用ドライブとしてむちゃんこ便利だったりします。
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