さて11分周回路。
奇数の分周比って面倒だよね、1段目のFFから手を入れにゃならんから。
ん? 5分周+6分周で11分周にならんのかって?
なるよ。
まともじゃないけど、なるよ。
ほら、こんなふう↓

やけにFlipFlopが多いって?
そりゃそうだ、5分周×6分周だと30分周になっちゃうから、
5分周回路と6分周回路を二つ並べて切り替えて動かすことで、5分周+6分周=11分周を実現してる。
右上段のFF5-0,1,2ってFlipFlopが5分周回路だよ。
右下段のFF6-0,1,2ってFlipFlopが6分周回路だよ。
んでもって、左のFF0ってFlipFlopが、5分周回路と6分周回路を切り替えてるだよ。
Gate5って名前のANDゲートは、6分周回路が動いている間、5分周回路を止めてるんだ。
Gate6って名前のANDゲートは、5分周回路が動いている間、6分周回路を止めてるんだ。
ほれ、シミュレーション結果は、↓こんなふう。

判るかな。
Switch5って信号が'H'の時にゃ5分周回路が動作してクロックを5つ数えて、
Switch6って信号が'H'の時にゃ6分周回路が動作してクロックを6つ数えて、
それで1周するから、5+6で11分周回路になるってワケ。
この方式だと、他の組み合わせでも出来るハズだよね。
おヒマな人は、4分周+7分周=11分周ってのにチャレンジしてみようw
相当苦労すると思うけど(^^;
まぁ、こんな面倒なことするとFlipFlopばっかり増えてしょうがないから、
そのうち普通の11分周回路でも作ってみるかねぇ(^^;
そのうち、ね(^^;
|